今更だけどさ。「東京タワー」

まあ、黒木瞳と岡田純一と松本潤寺島しのぶ岸谷五朗平山あやですね。
あまり(微妙)ネタバレのない感想。ネタバレどうしても駄目! なかたはお読みにならないほうが吉ぽいです。
えー。
なんだこのラブロマンスの皮を被ったサイコスリラー。
平山・寺島・岸谷の、サイコスリラートライアングル。むしろ魔の三角海域。むしろバミューダトライアングルそらあ松潤も岡田氏も墜落・沈没します。
ま、冗談(マジな目で)はおいといて。いやまじでさ。怖いから。
CMでおなじみ2大カップルが黒木−岡田と寺島−松本なわけですよ。あの、まあなんというか。松本寺島組は構わないんですがっていうか松潤が笑いどころを全部押さえてくれててっていうか多分それは一緒に見た友達が元ジャニオタの松潤オタだったから高校時代のおもひでがよみがえってるのかもしれないんですが、まあ松潤は笑いどころをおさえてくれてましてなんというか! で、そこそこ見られるわけですよ。寺島しのぶ上手だし。松本氏の演技も悪くないし。別にすばらしくはないけど。まあ、どろどろ担当? みたいな。
問題は岡田黒木組ですよ。一人称僕ってアナタ。21歳男子が一人称僕って。ていうか「綺麗なものをみるとそれが消えてしまいそうで涙が出る」て。すまない。ごく普通に(オタクだが)学生生活を送っていた私には理解が出来ない。なんか男の子(というか女の子)っぽくて可愛かったですが。犬みたいでした。我が強くて、忠実で、ひたすら飼い主(黒木さん)をすきな、犬。黒いラブラドール・レトリバー

良くも悪くも江國節全開。松本寺島組はともかくとして、岡田黒木組はたとえ話を用いて話をしすぎ。


なのにサイコスリラー。ていうかホラー。リングよりは怖くないかもしれないが、少なくともデビルズ・バック・ボーンよりは明らかに怖い。(つーかデビルズ・バック・ボーンは怖くない)