今昔物語

昔の話をします。そうですね、2年くらい前の話ですか。
当時知り合いのサークルにちょこちょこ顔を出していて、そこでの顔見知りも増えたというころ、飲み会に出席したことがありました。飲み会というか、某講堂の前でK冊とイパーソ人に迷惑がられながら飲む会だったと思いますが。
わいわい楽しく雑談していると、輪に入って入るんですが、決してこちらを見てくれない坊やが一人。(いや、年上だったけどとてもかわゆらしい坊やっぽかった)何度か顔は見たことがありましたが話したことはありませんでした。話したことこそありませんでしたが、他の友達から「●●がセノオさんのこと××(当時はやってた歌うたいの娘さんです)に似てるって言ってたよ〜」とか聞かされておりました。因みにその娘さんですが、当時黒髪ストレートで前髪が長かったことを除けば全然似ていないと思います・・・・。眉毛がくろぐろしてたからか?
さて、話の流れで彼に水が向き、とりあえず周囲が私のことを彼に紹介してくれたので自己紹介。
「はじめまして〜セノオ(※いや本名で)です!よろしく〜(ニコーリ!)」
と、右手を差し出しました。ええ、人間関係の基本は握手とハグからです!(嘘です)
すると彼は。

すっくと立ち上がって脱兎のごとく駆け出しました。



POKA−− ゜゜゜゜ (゜Д゜)゜゜゜゜−−N



           ニ ゲ ラ リ タ !
  


確かに、自分が人に好かれるタイプの人間だとは思いませんが、流石に全力疾走で逃げられたのははじめてです。一瞬、理解が出来ませんでした。握手のために差し出した右手がまんがや小説のように宙に浮いたままでした。いや、今思い出したんですが右手は右手でも乾杯の為に持って以下缶ビールを差し出したのかもしれません。人間関係の基本は乾杯と握手とハグからです!(ハグハグ〜byリノア)

「え・・・・わ、私なんか悪いことしたかなぁ・・・・・」
とやっとのことで口に出すと、「いや大丈夫大丈夫、あいつ人見知りなだけだから!」と友人が慰めてくれました。
いや、人見知りて。人見知りて!!

それから私もしたたかに酔っ払い、いつの間にやら彼が帰ってきたらしいのですが以降の記憶は余り定かではありません。

それが、そうですね、2年前の出来事です。


話を現代に戻しましょう。おうちでたらたらたらたらしておったら友達からメールがきました。


title:久しぶりです

●●がせのさんと飲みたがってるんでさそってあげてくださいな。以下略

連絡先
(メアドと電話番号)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・待ち合わせ場所にいったらまた走ってにげられるのかな・・・・・。いっそネタとしてはそっちのほうがおいしいなー。
まだ連絡はしてないんですがメールしてみようと思います。


や、てか、むしろ、何で? 何で私と飲みたいの今更?? 何? なんかあったの?? 二年後、君も僕も結婚していなかったら伝説のジョッキで生ビールを酌み交わそう・・・・とかそんな甘酸っぱい約束交わした!? いや交わしてないよだって一言も話したことないもん!!
とりあえず彼は今どこだったか、id:miduki-sさんがお住まいのあたりに一人暮らしをしているらしく、マブダチになれればご旅行の際は是非! とか言ってもらえるかもしれないとか妄想してるんですが。旅行好きなんだ旅行。お金がなくていけないけど旅行。
マブダチになれる自信はまったくないよおにーちゃーーん・・・・・・・・

まあ、最近一番行きたかった旅行といえばインテックス合わせで大阪。
シリスネが結構あったみたいなんだ・・・・orz


追記:自分でネタをふっておきながら「伝説のジョッキで生ビール」を想像してよだれがたりん。きっと泡とか細かくてなめらかなんだろうなぁ。