ハウルの動く城

観てきました。なんか、友達と同じ日に別々に行って、合流して夕飯を一緒に食べました。いや時間が合わなかったんだけど。

例によって基本的にネタバレなし。


話はわけわかんなくて、なんだか(クラウドセフィロス)÷2=ハウルて感じで。話は、FF7で。とはいうものの、すごーいキャラ萌えすごーーい! でした。私は、ハウル×ソフィー(主人公)でモエモエ。むしろハウルにソフィーは勿体無いと本気で思いました。ハウルねーでもねー駄目子なところがかわいいのかなー。つーか、「男の子」! って感じがします。男性でもない、男の子。というか、「男」なのかな。男の人の可愛い部分、駄目な部分、かっこいい部分、どうしようもない部分を全部持っている・・・・・・というのをビジョンに作られたというか。
ヒステリックで傲慢で甘えんぼで弱虫でかっこよくて、電波で美形そんな感じ。友達がセフィロスセフィロスとうわごとのように口走っていました。自分は結構クラウドっぽいところもあるんじゃないのかなと思ったんですが。
なんにせよ、謳い文句は「恋人は弱虫な魔法使い」でなく「恋人は情緒不安定な美形」にすべきだと思ったとか思わなかったとか。

キムタクの声に関しては、思ったほど駄目ーとも思いませんでした私は。そこそこいいんじゃないかなと。あの木村喋りでもないし、固くはあるけど、こんなもんだろうと。ただまあパンチのある声でもない(演技を押さえているというのかなれていないというのか)ので、ハウルさまの声がカッコイイの〜〜〜ッ! とは決してならないだろうなと。ハウル様キャーー! でいくなら、緑川が一番いいと思うんですがそれだと本当に、本当に、本当に、ネオロマンスゲームの人になっちゃうんだろうな。だからいいんじゃないですかキムタコで。別に上手くもないけど、ウッヒィイィィィヤメテーーって程下手でもない。あんまり自己主張してない。物語中盤〜終盤では木村声が聞こえてきたりもしましたが、まぁ気になる程度でもない。木村大嫌い! て人は駄目でしょうね。一般的に言われているらしい、「アシタカの人でやればよかったのに」に関してはノーコメント。なぜならアシタカを知らないからだ。
こんな風にキムタコに対して結構甘い私ですが、これだけは言わせていただこう。木村、完璧に神木隆之助君に完璧に食われてるよ。やー凄い可愛かったあの子は。つーかほんと上手。声もかわいい。凄い。凄いと思う。大絶賛! キャラもすっごいかわいかった〜〜。あんなぼうやがほしい。
続いても声の話、倍賞さん。
少女の声を倍賞さんがやるのは無理があるのでは・・・・・まぁ私は早々に慣れたから構わないんですが、駄目な人は絶対萎えちゃってそこで終わりのはずだ。おばあちゃん演技はよかった。おいそれと声優を交代できない理由も分かるので、そこはまあ、目をつぶって〜。かな。
ソフィーはほんと可愛いです。可愛くてかっこよくてたくましくて、美しい。もーほんと萌えた。美人なんだけど、私は美しくないとか言い切っちゃうところとか。そりゃーハウルも惚れるわ。ハウルの心をソフィーが射止めたみたいな話になってますが、逆だね。ありゃーハウルが岡惚れしてたね(あえて岡惚れと言わせていただこうッ!)。
ソフィーは可愛い。萌える。おばあちゃんでも萌える。イイ!


お話の内容ですが、練れていないというか、わけわからんというか、ご都合主義というか。まぁ私は開始5分でハウル×ソフィー原理主義者になったのでそれはそれ、モーマンタイなわけでしたが、それでもご都合主義感は否めない。原作読んでないから分かりませんが、原作に足るだけの脚本がかけなかったのかな、と。どのぐらいの長さだったか分からないけど、ものっすごく長く感じたのに、終わってみるとやけにあっけなく、気持ちが消化不良を起こします。全体を通して各エピソードにばらつきがあって、クライマックスがどれだか分からない。ほんとにご都合主義なんだ。
チョットマテ、みたいな。
まあ私はハウル×ソフィー原理主義者だから別にいいんですが。


あ、腐女子の例に漏れずとりあえずハウルの生尻には萌えておきました?(いや実際そんなでも・・・・)

ネタバレレビュはまた気が向いた時にでも・・・・というか、眠すぎるんです。。。。。