クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶモーレツ！　オトナ帝国の逆襲

映画

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珍しいことにネタバレなので白抜きしておきます。キーワードは出ますがまあ、ご愛嬌。


いや、めっちゃ面白かった！　いい！！　とてもいい！！　ベリッシモいい！
夕日町（だっけか）の三丁目が出てきた！！　私はその世代ではないにしろ、ものごころつきたての頃は、当時の日本のアベレージよりももっと人情パーセンテージの高いところに住んでいて、ちょっと分かるものがありました。ていうか西岸良平好きだし。
子供も楽しめるのにほんとに大人向けの映画だなぁ。おとーさんおかーさん号泣にもめちゃめちゃうなずける。んーいいねー。アッパレ戦国大合戦もいいけど、あれは切ないからな・・・・・私はこっちのほうが好きだな。クレしん映画の何が心地いいって、「オマージュ」「パロディ」「パクリ」の違いをわきまえているところだと思いますよ。不快感が無い。何をパロディしているのか見ているこっちも分かるし、分かりやすいように作ってあるところがとても。
毎度のことなのでもう今更ですが難を言えば、途中まで苦楽を乗り越えてきたかすかべ防衛隊の面子が今回も中盤であっさりお払い箱だったのが切なかった。４人がつかまってしんちゃんが逃げようとしていたことに対するフォローも無かったじゃない。あれね、ボーちゃんやら風間くんやらが「しんのすけー！　お前は逃げろ！」みたいな事を言って隠したんだと思いたんですが、違ったらね、まさお君とか根に持つよ（笑）かすかべ防衛隊が大好きです。５人が５人だいすきです。腐の公式にのっとれば、かざま君のファンです。かざま君かわいいです。常にしんちゃんに踊らされてるあたりとか堪らなくいとおしいです。
なので、男３人、女２人、かすかべバーの恋模様がめちゃめちゃ面白かったです。

えーとあとね、冒頭、いや冒頭じゃないや、ひろしとみさえがいなくなっちゃった朝、しんちゃんが「もー！オラ幼稚園いくゾ！」とか言って一人でお着替えして、しかもひまちゃんまで連れてね、行こうとするところで早速泣きそうでした。なんて健気な子なの・・・・！　なんていいお兄ちゃんになったの・・・・・・!!　幼稚園児が、幼い妹抱えて途方にくれてるんですよ。もうこっちが泣きますよ。
そうそして冒頭の。アレとかアレのパロディには漏れなく胸ときめかせていただきました。いや、さあほんとに。お父さんお母さんしかわっからないでしょうサリーちゃんにゴモラなんて（笑）（ヒロシsunのところの怪獣がゴモラに似てると思うのは私だけですか？　まあ違うんだけど、顔が似てる気がする）　ベネ（よし）！


あと、毛色違う話になるんですが、敵のカップルげきもえーーーー！！！　ケンとチャコ！　ケンとチャコ!!　チャコのぱんつは白！　もえーーーー！！！　二人のなれそめとか考えるとおおおおおとなります。堪らないものがあります。
余談ですが、私が幼稚園生のときは、近所にはまだチャコとケンが同棲していたようなアパートがありました。私、年代違うはずなんですがっ。早稲田は古き良き町であると主張したいのです。