真夜中の弥次さん喜多さん

別にフォモ映画として見に行ったわけでは決してないのに見事に出来ていた主人公二人。それはそれで別に構わないが、なんだかこうまでガッツリやられちゃうと萌えないよママン! やっぱり私はちびちびイヤラシく行間と行間、カットとカット、台詞と台詞の間を読むのが好きだよママン! いや、いいんです、でも最初のキスシーンはべっくらこきました。ちゅって。かぷって。かわいいの! かわいいの! いいなぁおい! (長瀬がいい) ついでに小池栄子とのキスシーンとかもほしかったです。小池栄子ちょうよかった。
えーと話は、なんだか欺瞞と矛盾に満ちていて、後半だれつつ説教くさく、エンターテインメントと説話を融合させるには無理があるんじゃないのかと思いました。原作読んでいないからなんともいえないんですが。
映画それ自体として考えるなら、微妙な線かなぁ。見るのは一回でいいやみたいな。主人公二人(いややっぱ長瀬は完璧な美形だし! 中村息子もよかった。はまってた)と前半部にちりばめられた小ネタの数々はすばらしかったと思いますが! どうにもこうにも、主人公二人に感情移入が出来ない(ホモだどーこーではなく、気持ちが弱すぎて、身勝手すぎて)(いや、お互い、特に弥次さんが喜多さんのことを思っているというのは分かるんですが、そうして喜多さんも大事に思っているというのは分かるのですが、そうして二人の前には他人の気持ちなぞ知ったことではないというのも分かるのですが! それにしたって!!)し、なぁ。別に悪かない、悪かない、のよ! でもなぁ。やっぱり後半のダレというか、クライマックスのダレが。どうにもこうにも。だってそれわらえねーよみたいな。
いやでも面白い映画だったと思います。
映画館には腐女子がいっぱいで、なんでしょうかその、おめーらテニプリの映画見に来てるテニオタかと。ちゃんとギャグがちりばめられているのに、いちゃこらしているところでばっかり笑うなよ!
えーと、一番感動したのは、よしいくぞうの、歌でした。
もうたまんないあのセンス。