「贋作師」篠田節子

篠田節子っぽい話でした。面白かったけど、篠田節子っぽいなあ、で終わりかな。彼女の著作だと、ケースワーカーの話を書いた連作集がたまらなく好き。あれはマッジで名作だと思います。「レクイエム」だったか「死神」だったか、どっちか。だと思う。
最初にすごいー! と思ったのが「神鳥-イビス-」でした。あれ以来朱鷺が怖くてしょうがありません。
「女たちのジハード」は読んでません。ファンタジーホラーが好きなの。幽霊とか、クリーチャーみたいのが出てくるような。


ついでに、和田はつ子の日下部&水野シリーズがだいだいだいだいだいだいだいだいっすきなんです。別に話がどうこうってんじゃなくて(嫌いじゃないですが。そもそもつまらないと思う本を読んでいられるほど克己心は強くない)、日下部(大学助教授)と、水野さん(警官。刑事か)の二人がたまらなく好き。萌え。もえもえ。
さて、ハルキホラー文庫から出てる「鬼婆」を買いました。

裏表紙のあらすじ

文化人類学の日下部遼は、勤務先の英陽女子大の卒業生、桜庭京子に会うために、田代ゆり子とともに福島に出向いた。京子はシルクの事業を手がけており、日下部に折り入って相談があるという。暗い過去を背負った旧家・桜庭家には、心を閉ざした娘と自宅で蚕の研究に没頭している息子がいた。桜庭家の周辺で、次々に事件が起きる……。日下部たちが血塗られた歴史と不可解な連続殺人に挑む、ホラーミステリーの傑作。


・・・・・・ゆり子って誰さ!!!
水野タンは!?!